民佐穂
ポケットでうけとめて
2026.6.6ー7.12
概要
遠野市出身で雫石町在住の美術作家・民佐穂の個展を開催します。Cyg art galleryでは4年ぶりとなります。
木材や絵の具を用いて、川、路、町などの風景や場所を描いてきた民は、今回「ポケット」の存在に着目します。-何かをすぐにしまっておける、身体と外部をつなぐ小さな場所。あるいは何かを簡単に隠してしまう小さな空間。しまう・かくす・とりだす「ポケット」について、制作をとおして考察します。
また、美術家・長谷川誠と往復はがきにドローイングを描いて送り合ったプロジェクト「春に向かう毎週の往復はがき」の作品も展示いたします。
展覧会に寄せて・民佐穂の言葉
大切なものはポケットに入れてある。車のキーをポケットに入れる日常にも慣れた。
出かけるとき、「大切なキー」は玄関の鍵置き場から、ズボンのサイドポケットへと移る。ポケットの中は言わば「物の仮住まい」で、帰ってきたら取り出され、元の置き場に戻る。
もし中身が入りっぱなしのまま気づかなければ、それはやがて失くし物になる。
「大切なキー」は必ず元の置き場に帰ることで、また明日も出かけることができる。
つかめば確かにそこにあるボールペン。奥底に入りっぱなしのキーホルダー。もらったキャンディーでふくらんだあと、洗濯されて空っぽのポケット。身体の一部となって外の物を住まわせる、小さく確かな重みをもった空間は、ふしぎな安心に満ちている。
これまでの展示では、「川」から「路」を巡り、「町」へと辿り着いてきた。 そして今回は、「身近さ」と「遠い空間」をつなぐ存在としての「ポケット」に思いが巡っている。
民佐穂
ポケットでうけとめて
会場
Cyg art gallery
(〒020-0024 岩手県盛岡市菜園1-8-15 パルクアベニュー・カワトク cube-Ⅱ B1F)
日時
2026年6月6日(土)─7月12日(日)
11:00-17:00
[水曜日・木曜日 休廊]
[※6月9日(火) 休廊]
※営業時間・休業日の最新情報は Cyg art gallery ウェブサイト・SNSにてご確認ください。
入場料
無料
作家プロフィール
民佐穂(みんさほ)
美術作家。1988年秋田県能代市生まれ/岩手県遠野市出身。桑沢デザイン研究所総合デザイン科修了。 場所や環境とその移り変わる時間・現象に関心を寄せながら制作を行う。近年の活動に「はじまりの小屋~つくる人たちのラフスケッチ」HOUSE SHIZUKUISHI(雫石・2025年)、 井口可奈歌集『わるく思わないで』(装画使用・2024年)、「zu Hause 自宅と承認」 KIITO デザイン・クリエイティブセンター神戸(兵庫・2024年)、「コムニタス」gallery TOWED(東京・2023年)、映画「あの子の夢を水に流して」(公式ティザー/広報使用・2022年)他グループ展など。
トークイベント
「ドローイングの道ゆき〜結ばれない像型」
往復はがきにドローイングを描いて送り合う民佐穂のプロジェクト「春に向かう毎週の往復はがき」。
はがきドローイングを往復してくださった美術家 長谷川誠さんとのトークイベントです。
※「春に向かう毎週の往復はがき」は会場に展示されます。
日時:6月20日(土) 15:00-16:00
会場:盛岡という星でBASE STATION 学びの場
参加無料/予約優先
予約はこちらから
過去作品




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