exhibition

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草彅裕

水の粒子

秋田県の写真家、草彅裕の展覧会を開催します。生まれ育った秋田県内の自然や風土を、写真でしか捉えることのできない不可視の「瞬間と循環」を主題として撮影。肉眼で見えているのとは異なる自然の姿にはっとさせられます。

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学校の帰り道、石を蹴りながら歩く。つま先に残る僅かな感覚、小さな音、転がる石の光景。幼いころの何気ない行為の記憶が、今もときおり鮮明に思い出されるのは何故だろうか。
冬の夜、ふと、街灯に照らされ降り積もる雪を撮影した。写真の雪は一粒ひとつぶが静止し、まるで無数の星のように輝いている。見慣れた自然に潜む想像を超える世界。写真でしか見ることのできない故郷の雪に、驚きと同時にどこか懐かしさを覚えた。
現像液のゆらめきの中、浮かび上がる瞬間の像。深く湖底に沈む砂に淡い光を当てるように、不可視の光景を探る。故郷を巡る水、雪、砂の一粒。やがては大流へと転じる無数の粒子が銀塩に焼き付くとき、記憶の底にある自然の手触りが蘇る。

展覧会に寄せて・草彅裕の言葉


日時 2020.3.14(土)-3.29(日)
11:00–19:00/水曜定休
※3.14(土)はトークイベントのため、14:00〜15:00頃まで、イベント参加者のみのご入場となります。
会場 Cyg art gallery
入場 無料
作家プロフィール 草彅裕(くさなぎ・ゆう)
[略歴]
秋田県仙北市出身。
東北芸術工科大学大学院芸術工学研究科修了。
現在、秋田公立美術大学大学院複合芸術研究科助手。
[主な受賞歴]
2005年「APA公募展」文部科学大臣奨励賞
2007年「コニカミノルタ フォト・プレミオ」入賞
2010年「キヤノン 写真新世紀」佳作(蜷川実花選)
2019年「キヤノン SHINES」入選(梶川由紀選)
[主な個展]
2007年「arkhē~水と太陽~」コニカミノルタプラザ(東京)
2016年「SNOW」コニカミノルタプラザ(東京)
2018年「ACID WATER -流転の水系-」キヤノンギャラリー(東京・大阪・愛知)
2019年「流転の水系」仙北市立角館平福記念美術館 (秋田)
[主なグループ展]
2014年「ネイチャー・イン・トーキョー」KYOTOGRAPHIE 国際写真フェスティバル 有斐斎弘道館(京都)
2018年「夜と美術」秋田県立美術館(秋田)
2019年「The Narrative of the Shore」CASE Space Revolution(タイ・バンコク)
[出版]
2016年 写真集「SNOW」FOIL出版
[Website]
https://yu-kusanagi.com

Event

オープニングトーク

展覧会初日に作家・草彅裕のオープニングトークを行います。トークゲストとして、岩手の写真家・奥山淳志さんをお招きします。

日時 2020.3.14(土)14:00−(1時間予定)
場所 Cyg art gallery
参加費 1,000円/要予約
登壇者 作家:草彅裕
ゲスト:奥山淳志(写真家)
お申し込み 電話・店頭・メールフォームにてご予約ください