exhibition

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民佐穂
点景 ―むかしと未来の川のほとりに


遠野出身のアーティスト・民佐穂のCygでは2回目の展覧会です。民が描くペインティング作品は、画面上を走る線や色の重なりが、どこかの風景のようにも見えます。小さな窓を覗くように、時間や距離を超えた風景をお楽しみ下さい。

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東京は武蔵野台地と呼ばれる平野に住んでいる。このあたりは河川からも遠く、玉川上水からの細い分水路が身近な水辺だ。水路を歩いて辿っていると、足元のすぐそばに遠く離れた時代と場所に流れる川のほとりを想像できる。“どこまでもつづく原野”武蔵野に残る雑木林と、東京都の下に失われた河川の数々。“大昔はすべて一円の湖水なり”ふるさと遠野盆地を形づくった河川のむかし。盛岡の北上川にそそぐ秋田駒ヶ岳から流れる竜川の記憶。遠いむかしの水源は現在の水路をつくり、現在の水路は未来の水辺をつくっている。今日もむかしと未来の川のほとりに立ってみる。

展覧会に寄せて・民佐穂の言葉



日時 2020年6月20日(土)-7月5日(日)
11:00-19:00/水曜定休
※来場予約制/下記をご確認ください
会場 Cyg art gallery
入場 無料/来場予約制
注意事項をお読みの上、下記よりご予約ください。
作家プロフィール 民佐穂
[経歴]
1988年生まれ。岩手県出身。
東京都在住。2009年 桑沢デザイン研究所ビジュアルデザイン科卒業。
[個展]
2015 年「家 Home」Book Gallery 青と夜ノ空(東京)
2017 年「地図と目印 Maps and Landmarks」ART TRACE Gallery(東京)
2018年「 Street on Canvas 画面上の路上」Cyg art gallery(岩手)
2019 年「Touch of Scenery 風景の感触 」OVER THE BORDER(東京)
[グループ展]
2011 年「3331アンデパンダン」出品 3331 Arts Chiyoda(東京)
2013 年「THE TOKYO ART BOOK FAIR 2013」出品 東北芸術工科大学外苑キャンパス(東京)
2018年「 d design travel IWATE EXHIBITION」d47 MUSEUM(東京)
2018年「TOWEDコレクション 2018」gallery TOWED(東京)
2018年「何を描いているんですか?風景?~風景画の現在進行形~」 Art Labo北舟/TO OV cafe/gallery(北海道)
2019年「 辿り着くことのない庭に橋を架ける」Gallery Nayuta(東京)
2019年「散歩の短さについて」ART TRACE Gallery(東京)

ご来場予約 来場ご予約フォーム、またはお電話にてご予約を承っております。
ご来場の直前でも構いませんので、上記いずれかの方法でのご予約をお願いいたします。
来場ご予約フォーム
●電話の場合 019-681-8089(Cyg art gallery)

・1枠20分につき、4名さままでご入場いただけます。
・長い時間での鑑賞をご希望の方は、連続した2枠をご予約ください。
・ショップスペースも併せてご利用いただけます。

お願い
1.大変心苦しくはありますが、感染拡大防止の観点から、以下に当てはまる方はご来場をお控えいただきますようお願いいたします。
・体調に変化を感じられている方
・都道府県をまたぐ移動の自粛を要請している地域にお住まいの方
今回ご来場が叶わなかったお客さまにもお楽しみいただけますよう、オンラインでの企画を検討しております。
2.ご来場の際は、手指の消毒とマスクの着用のご協力をお願いいたします。

ギャラリー内における感染予防対策
・手指消毒液の設置
・全スタッフのマスク着用
・店内の定期的な換気・消毒