
髙田幸平
畝。前に云ったかもしれない。『ジャム、ジャム、ジャム。』
2023.6.24ー7.18
概要
Cyg art galleryでは4年ぶり、4回目となる髙田幸平の個展を開催します。髙田は、絵を描くことそのものに関心を寄せ、抽象絵画による実践を続けてきたペインターです。
本展では、味覚や嗅覚を刺激するような鮮やかな色彩と盛り上がった絵の具の物質感が特徴的な絵画を発表します。作品のタイトルには、食べ物や香りを表す言葉が登場し、語感や響きが心地よい印象を持ちます。作品とタイトルの関係性にも注目です。
ぜひ、会場でご高覧ください。
展覧会に寄せて・髙田幸平の言葉
この文章を書いている4月初旬、山形では長かった冬が明けました。
散歩していると、かなり熱を帯びた光で昼間は少し辛いくらい。
新しい生活が始まる気配に慄きつつ、寒すぎて冬眠していたアトリエで、
これからまた絵の具を絞り出す時間を再開するところです。
「どんな風にしようか」とか、
そんなこと全く考えずに描き始めるので、
絵がうまくいくと視界が少しだけ広がるような、
なにかしらチャンネルが開くような気がします。それが小さな活力。
生活する上で絵も絵の具も食べられないけど、
絵を描くことはいつのまにやら『糧』のようなものになっています。
展示はいつも収穫祭のような気持ち。
また新しい作品をこさえて盛岡に向かいます。
髙田幸平
畝。前に云ったかもしれない。『ジャム、ジャム、ジャム。』
会場
Cyg art gallery
(〒020-0024 岩手県盛岡市菜園1-8-15 パルクアベニュー・カワトク cube-Ⅱ B1F)
日時
2023年6月24日(土)─7月18日(火)
10:00-19:00(予定)
※営業時間・休業日はパルクアベニュー・カワトクcube-Ⅱに準じます。
入場料
無料
作家プロフィール
髙田幸平(たかた・こうへい)
[略歴]
1987年生まれ兵庫県神戸市出身。
2013年 東北芸術工科大学大学院 修士課程修了。山形県山形市在住。
[主な個展]
2022年「ことのま え。」theater side cafe SLOW JAM(山形)
2021年「同じ場所/違う景色」theater side cafe SLOW JAM(山形)
2019年「カプセルと罫線」Cyg art gallery(岩手)
2017年「P&M」Cyg art gallery(岩手)
2015年「えをみる」Cyg art gallery(岩手)
2014年「BONUS OF PAINTING」ART ROOM ENOMA(宮城)
2013年「絵画のトンネル」ART ROOM ENOMA(宮城)
2013年「続く地図とつながる絵画」ANTEROOM KYOTO gallery9.5(京都)
2013年「表皮から産まれる」新宿眼科画廊スペースE(東京)
[その他出展歴]
2021年「TUAD ART-LINKS 2021」新宿高島屋美術画廊(東京)
2020年「山形 美の鉱脈 明治から令和へ」山形美術館(山形)
2020年「TOHOKU CALLING “鹿逐う者は山を見ず”」東京都美術館(東京)
2016年「平らであるより波打っていたいのか」アートラボはしもと(神奈川)
2015年「3331 ART FAIR」アーツ千代田3331(東京)
2013年「リバーシブル山形」新宿眼科画廊スペースO(東京)
2012年「ULTRA005」青山スパイラル(東京) 他
[作品収蔵]
ANTEROOM KYOTO/ANTEROOM APARTMENT OSAKA
過去作品





2022年 個展「ことのま え。」theater side cafe SLOW JAM (山形)展示風景 撮影:菊池翼
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手指消毒液の設置、全スタッフのマスク着用 、店内の定期的な換気・消毒、入場制限(会場内の人数が一定数を超える場合)