地産地消

黒丸健一

地産地消

2023.10.14ー10.24

概要

　このたび、合同会社ホームシックデザインでは所属デザイナー黒丸健一の個展を開催します。
　黒丸はポスターやパッケージのデザインを中心に活躍するアートディレクター／グラフィックデザイナーです。確かな知識と技術を持ちながら最適解を求めて試行錯誤を繰り返し、フラットな視点で判断し数々のデザインを生み出してきました。それらは多彩で幅広く、どこか遊び心があります。なかでも、ビビッドな色彩での構成や余白やオブジェクトへの関心、テクスチャの表現が特徴的といえます。また、紙や印刷方法へのこだわりや新しい技術に対する意欲ある姿勢は驚異的です。
　展覧会のタイトルは「地産地消」です。今回黒丸は、盛岡市のレストラン「Lachs」と会場でもある「Cyg art gallery」を題材にした新作を発表いたします。このふたつは、どちらも地元の食材やアーティストにこだわり活動しています。また、盛岡で生まれ育ち、地域と密接に関わったテーマの仕事を数多く手掛けてきた黒丸にとって、これまでの歩みを振り返り、これからの展望を考えるうえで「地産地消」はひとつのキーワードになりそうです。
　本展では、黒丸の自主制作作品とクライアントワークを一堂に展示します。ぜひ多岐にわたる黒丸の仕事をご高覧ください。

展覧会に寄せて・黒丸健一の言葉

みんながすでに知っている岩手·盛岡が
少しでも新鮮に目に映ればいいなと思いながら
日々デザインしています。
これからももがき続けます。

黒丸健一

展覧会名

黒丸健一「地産地消」（homesickdesign展2023）

KUROMARU KENICHI solo exhibition
“ locally grown and consumed”（homesickdesign exhibition 2023）

会場

Cyg art gallery
（〒020-0024 岩手県盛岡市菜園1-8-15　パルクアベニュー・カワトク cube-Ⅱ B1F）

日時

2023年10月14日(土)─10月24日(火)
10:00-18:00

［水曜・木曜定休］

※営業時間・休業日の最新情報は Cyg art gallery ウェブサイト・SNSにてご確認ください。

入場料

500円（展覧会リーフレット、ガチャ１回つき）

※小学生以下無料（保護者同伴でお願いいたします。）

イベント

トークイベント「黒丸健一のこれまで／これから」

黒丸健一×清水真介×鳥海翔冴

homesickdesign代表で本展プロデューサーの清水真介と、アシスタントデザイナーの鳥海翔冴が、黒丸健一にこれまでの仕事のことやこれからの展望について聞きます。

2023年10月14日(土)14:00～15:00
会場：盛岡という星で BASE STATION（Cyg art gallery隣）
定員30名（予約不要／先着順）

作家プロフィール

黒丸健一｜KUROMARU Kenichi

アートディレクター／グラフィックデザイナー。1985年岩手県生まれ。岩手県立産業技術短期大学校産業デザイン科を卒業後県内印刷会社に入社。盛岡・東京勤務を経て2018年からhomesickdesignに入社。

近年の仕事として「もりおか歴史文化館企画展」や「アーツライブいわて」の広報デザインなど。2019年から岩手ADC賞グランプリを3年連続で受賞。2022年には、個展「黒丸健一ポスター展 Void」を岩手県奥州市のYOLISULにて初開催。

所属
・日本グラフィックデザイナー協会（JAGDA）会員
・岩手アートディレクターズクラブ（岩手ADC）会員

手掛けた仕事（代表作）
・もりおか歴史文化館企画展［広報デザイン］
・アーツライブいわて［広報デザイン］

受賞歴・掲載など
・MdNデザイナーズファイル2021掲載
・MdNデザイナーズファイル2022掲載
・MdNデザイナーズファイル2023掲載
・宣伝会議ブレーン VOL.743 掲載
・宣伝会議ブレーン VOL.755 掲載
・TOPAWARD ASIA 受賞
・Asia Pacific Design 18 入選
・2019年岩手ADC賞グランプリ受賞
・2020年岩手ADC賞グランプリ受賞
・2021年岩手ADC賞グランプリ受賞
・2020年 JAGDA年鑑入選
・2021年 JAGDA年鑑入選
・2022年 JAGDA年鑑 JAGDA賞ノミネート
・2023年 JAGDA年鑑 JAGDA賞ノミネート