樋口佳絵
epilogue,prologue
2023.11.25ー12.19
概要
画家・樋口佳絵の個展を開催します。Cygでの開催は2019年以来3度目、2021年にCygが現在地に移転してからは初となります。
樋口はこれまで、無邪気さや愛らしさだけではない、時に残酷さや凶暴さすら感じさせるこども達をモチーフに、誰もが抱いたことのあるモヤモヤとした気持ちを思い起こさせるような絵画を主に制作してきました。また油絵の具やテンペラを用いた作品の質感は、独特な乾いた生々しさを持ち、モチーフと相まって鑑賞者を惹きつけてやみません。
今回は「本」をキーワードに、近年制作してきた作品に加えこれまで展示されることの少なかった絵本の原画や装画を展示します。
仙台市を拠点に旺盛な制作活動を展開してきた樋口の新たな一面をお見せする機会となります。ぜひご覧ください。
樋口佳絵
epilogue,prologue
会場
Cyg art gallery
(〒020-0024 岩手県盛岡市菜園1-8-15 パルクアベニュー・カワトク cube-Ⅱ B1F)
日時
2023年11月25日(土)─12月19日(火)
10:00-18:00
[水曜日・木曜日 定休]
※営業時間・休業日の最新情報は Cyg art gallery ウェブサイト・SNSにてご確認ください。
作家在廊予定日
11月25日(土)、26日(日)、12月10日(日)、12月19日(火)
※天候不順等で予定変更の場合もございます。
※休憩などで不在の時間帯もございます。
入場料
無料
作家プロフィール
樋口佳絵|kae Higuchi
1975年宮城県仙台市生まれ・在住。
近年の個展に、『もしかしたらの物語』(2020、URESICA、東京)、『綴り、束ね、積み続けること。』(2021年、TURNAROUND、宮城)、『それは、クラッカーを合図にして。』(2023年、TURNAROUND ・IGOONE ARAI、宮城)などがある。
これまでの本に関わる制作では、『かがみのなか』(2014、文:恩田陸、編:東雅夫、岩崎書店)、『E エーデル版画集』(2017、詩:杉本真維子、桜華書林)、『きつね (えほん遠野物語 第三期)』(2021、著:京極夏彦、汐文社)、『彼女の名前は』(2020、著:チョ ナムジュ、筑摩書房)、『シーラと言う子』(2021、著:トリイ・ヘイデン、早川書房)、『タイガーと呼ばれた子』(2021、著:トリイ・ヘイデン、早川書房)などで、絵本の作画や装画を担当してきた。
作家Webサイト
過去作品画像
《タイガーと呼ばれた子》2020年 パネルにテンペラ、油彩、鉛筆 270mm×270mm
《耳に残る音》2023年 パネルにテンペラ、油彩、鉛筆 455×333mm
《もしかしたらの物語》2020年 パネルにテンペラ、油彩、鉛筆 180×140mm
《どこまで行くかは決めていない》2017年 パネルにテンペラ、油彩、鉛筆 530×530mm
- お客様へのお願い
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- 体調に変化を感じられている方はご来場をお控えいただくようお願いいたします。
- ご来場の際は、マスクの着用・手指の消毒または手洗いのご協力をお願いいたします。
- お客様同士の間隔が1m以上となるよう、距離を保ってご鑑賞いただくようお願いいたします。
- ギャラリー内における感染予防対策
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手指消毒液の設置、全スタッフのマスク着用 、店内の定期的な換気・消毒、入場制限(会場内の人数が一定数を超える場合)