Cyg art gallery | 東北の作家に焦点を当てた企画展ギャラリー

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いつかの欠片

古田和子

いつかの欠片

2024.7.6ー7.28

概要


土地に生息する動物や植物の営みをモチーフに絵を描く山形県在住の画家・古田和子の個展を開催いたします。Cyg art galleryでは2021年以来2回目の個展となります。
日々の生活のなかで花を飾るように、日常に寄り添う作品を描きたいと語る古田。特に〈sometime piece〉シリーズでは、それを体現する小さくてかけがえのない宝物のような絵画作品を制作してきました。
 
古田作品は、日々の大切な一瞬を捉え描き出しているように思えます。今回の個展では、絵画作品のほかプロダクトとコラボレーションした作品の展示も予定しています。日々の一瞬一瞬を思い、暮らしにあたたかに寄り添う作品をぜひ会場でご覧ください。

展覧会に寄せて・古田和子の言葉


夜、庭に出ると、甘く懐かしい香りが漂っていた。
暗闇の中、目で見ることはできないけれど、沈丁花の花が咲いていることがわかった。
それは、昼間に見た姿よりも一層存在感を放って、夜の趣を深めた。

淡々と過ごしていると、ふっと心が動く瞬間に出会う。
それは、心地の良い風に吹かれたときだったり、記憶の中の母の温もりだったり。
一瞬の積み重ねが、自分をかたちづくっていく。

そういったことを描きとめることで、それを見てくれた誰かの、いつかの記憶を呼びおこすきっかけとなったらうれしい。

古田和子

いつかの欠片

会場

Cyg art gallery
(〒020-0024 岩手県盛岡市菜園1-8-15 パルクアベニュー・カワトク cube-Ⅱ B1F)

日時

2024年7月6日(土)─7月28日(日)
11:00-18:00

[火曜日・水曜日・木曜日 休業]

※営業時間・休業日の最新情報は Cyg art gallery ウェブサイト・SNSにてご確認ください。

作家在廊

7月6日(土) 終日

※休憩などで不在の場合もございます

入場料

無料

作家プロフィール

古田和子/Furuta Kazuko

1985 年 東京都生まれ
2015 年 東北芸術工科大学大学院日本画領域 修了

■主な個展

2018年
「第 5 回世田谷区芸術アワード“飛翔”受賞記念発表 古田和子展」世田谷美術館区民ギャラリー、東京 

2019年
「はまぐり堂アートプロジェクト『魚のなきごえ』vol.1 古田和子展」はまぐり堂・高見、宮城

2021年
「N.E.blood 21 vol.75 古田和子展」リアス・アーク美術館、宮城
「モーメント」Cyg art gallery、岩手

2023年
「sometime piece 古田和子展」ヨロコビ to、東京 

 

■主なグループ展

2016年
「山形ビエンナーレ|東北画は可能か?~地方之国現代美術展~」東北芸術工科大学(山形)

2019年
「TAMA VIVANTⅡ 2019/ART・漂う場所として」多摩美術大学八王子キャンパス・アートテークギャラリー 、東京

2022年
「Cygnus parade 2022→2023」Cyg art gallery、岩手

2023年
「Annual Show 2023」ギャルリ・シェー ヌ、東京

2014年–2023年
「灯篭絵展示会ひじおりの灯 」肘折温泉街、山形

2017年、2019年、2021年–2022年
「リトル・フォレスト−漆と日本画の3人展−」art space morgenrot、東京

作家公式サイト

《HP》https://www.furutakazuko.com

《Instagram》@kazuko_furuta

過去作品

夜の趣
sometime piece no.46
sometime piece no.44
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ギャラリー内における感染予防対策

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