出町隼人
Colonial oneself
2025.1.18ー2.16
概要
Cygでは5年ぶり3回目となる出町隼人の個展を開催いたします。
出町は、青森県出身・岩手県在住の美術家です。岩手大学特設美術科で銅版画を学び、版による表現を続けながら立体作品やインスタレーションにも取り組んでいます。
本展では、無意識や記憶などに焦点を当てた作品を発表する予定です。無意識はなんなのか思索する作家が生み出す作品群をぜひ会場でご高覧ください。
展覧会に寄せて・出町隼人の言葉
あなたは誰(何)ですか。
私たちの体内には無数の微生物や物質が目に見えない形で生きている。それらの活動が私たちの生命を今この瞬間も支えている。その上で、自分自身とは何者かという問いに対して我々は何と答えるだろうか。名前や肩書き等では説明出来ないだろう。或は皮膚の内側までが自分であり、皮膚の外側は非自分となるのだろうか。タイトルの(colonial oneself )には自分自身の繁栄という意味を持たせている。多者(無数の小さきもの達)と一者(わたし)との関係が人生をかたちづくっているならば、自己と非自己とを隔てる境界線など存在しないのかもしれない。
出町隼人
Colonial oneself
会場
Cyg art gallery
(〒020-0024 岩手県盛岡市菜園1-8-15 パルクアベニュー・カワトク cube-Ⅱ B1F)
日時
2025年1月18日(土)─2月16日(日)
11:00-18:00
[水曜日・木曜日 定休]
※営業時間・休業日の最新情報は Cyg art gallery ウェブサイト・SNSにてご確認ください。
入場料
無料
作家プロフィール
出町隼人|DEMACHI Hayato
1978年 青森県生まれ
2002年 岩手大学大学院教育学研究科美術教育専修修了
2014年 個展『エクサントリシテ』(Cyg art gallery 、盛岡市)
2016年 個展『ビション・オブ・アオモリvol.13 出町隼人』
(青森公立大学 国際芸術センター青森)
2019年 個展『Lightnig and priest』(SATO,平泉町)
個展『幻型』(cyg art gallery )
2021年 個展『ひろがる つつむ』(Gallery 彩園子、盛岡市)
2022年 『IMAをうつす7人一岩手の現代美術家たち一 』(岩手県立美術館、盛岡市)
2023年 『いわてでえがく いわてでつくる』(石神の丘美術館、岩手町)
参考作品
- お客様へのお願い
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- 体調に変化を感じられている方はご来場をお控えいただくようお願いいたします。
- ご来場の際は、マスクの着用・手指の消毒または手洗いのご協力をお願いいたします。
- お客様同士の間隔が1m以上となるよう、距離を保ってご鑑賞いただくようお願いいたします。
- ギャラリー内における感染予防対策
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手指消毒液の設置、全スタッフのマスク着用 、店内の定期的な換気・消毒、入場制限(会場内の人数が一定数を超える場合)