Cyg art gallery | 東北の作家に焦点を当てた企画展ギャラリー

東北の作家に焦点を当てた企画ギャラリー&ショップ

不在の温度

辛 遊理

不在の温度

2025.2.22ー3.23

概要


盛岡市出身の画家・辛遊理のCygでは3回目となる個展を開催します。
辛の作品は、記憶から断片的に抽出したイメージや静かに佇む人物像、モノクロームの色調が特徴的です。近年は、木材を用いてオブジェを制作したり、分厚い板に直接描いたりと、絵画と立体の境界を曖昧にするような作品も数多く手掛けています。
日常の出来事が制作の軸となる辛は、数年前に家族との別れを経験し、日々のよろこびやさみしさ、物事に、より焦点をあてるようになったといいます。それらは、夢や温度、実際には触れることのできないものとなって絵画のなかに取り込まれていきます。立ち現れた光景は、作家本人の記憶の再構築でありながら、どこか他者の記憶にも重なるようです。

展覧会に寄せて・辛 遊理の言葉


気配のような温もりを帯びた淡い記憶

あなたはそこにいた / あなたはそこにいる
あなたはそこに在る

you were there / you are there
you exist there

辛 遊理

不在の温度

会場

Cyg art gallery
(〒020-0024 岩手県盛岡市菜園1-8-15 パルクアベニュー・カワトク cube-Ⅱ B1F)

日時

2025年2月22日(土)─3月23日(日)
11:00-18:00

[水曜日・木曜日 定休]
※3月20日(木)は祝日のため営業します。

※営業時間・休業日の最新情報は Cyg art gallery ウェブサイト・SNSにてご確認ください。

作家在廊日

2月22日(土) 11:00〜13:00

※他日程は随時追記

入場料

無料

作家プロフィール

辛 遊理(かのとゆり)

日常や過去の記録/記憶などから断片的にイメージを抽出し絵画や立体物を用いてかたちに起こしている。1991年盛岡市出身。2016年東北芸術工科大学 大学院 洋画領域 修了。現在 埼玉在住。近年の展示に、2020年 二人展「おはようおやすみなさい」toast (盛岡)、2021年 個展「抽象化する記憶」Cyg art gallery /喫茶carta (盛岡) 2023年 個展 「、あるいは夢のなか/父の手」twililight(東京) 、個展 「、あるいは夢のなか/父の手」巡回展BOOKNERD(盛岡) など。その他にohaoyaとしても活動している。

過去作品

object (L) 01
絨毯と池(月夜)
渋谷川(透き通る体で)
Tulips / おやすみ
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