
作・演出/ 村田青葉
ツーカー
2019.8.30〜9.8
展覧会に寄せて・村田青葉の言葉
今回のタイトルである「ツーカー」は、「ツーカーの仲」からきていて、「ツーカーの仲」は、「つうと言えばかあ」という言葉からきているようです。僕は、「ツー」という音に寂しさを感じます。「ツー、ツー、ツー」、繋がらない電話が連想されるからでしょうか。もしくは涙が流れる音、「つう」。「カー」という音にも寂しさを感じます。こちらは夕暮れ。「カー、カー」カラスの鳴き声が連想されるからです。いずれ、「ツー」も「カー」もひとりぼっちです。それが合わさって「ツーカー」になると、ふたりの関係になる。
ふたりだけの関係。とっても強い、ふたりぼっち。今回の公演では、1人がいないことを前提とした、2人ずつによる稽古の導入や、役者を渡る稽古場日誌を用いた活動や意識の共有により、“個”や“不在”、そして“伝達”に焦点を当てた創作を行ってきました。役者と役者の、僕と役者の、そして僕らとお客さんの、「ツー」と「カー」、「ツーカー」。
作・演出/ 村田青葉
ツーカー
日時
全10回公演
2019年
8月30日(金) ①19:00
8月31日(土) ②15:00/③19:00
9月1日(日) ④11:00/⑤15:00
9月6日(金) ⑥19:00
9月7日(土) ⑦15:00/⑧19:00
9月8日(日) ⑨11:00/⑩15:00
*各回開場は開演の20分前
*日時指定/各回25名
*上映時間は60分程度
会場
Cyg art gallery
料金
●一般 2500円
●学生 2000円
※学生料金は受付時に身分証の提示をお願いいたします。
※当日予約または予約なしの場合は500 円増しの料金となります。
※満席の場合はキャンセル待ち入場またはご入場いただけない場合がございます。
●リピーター料金 1500円(2回目以降のご観覧・一律)
※チケットレスのためお名前ご連絡先にて照合させていただきます。
※Cyg 店頭、電話、公式サイトメールフォームよりお申し込みください。
プロフィール
村田 青葉 作・演出 | ![]() 1994年宮城県出身。2013年4月、大学入学に伴い演劇活動を開始。2014年9月、「第1回とうほく学生演劇祭」にて上演した初演出作品「ホープモアホームレス」が審査員特別賞を受賞。2016年「演劇ユニットせのび」を旗揚げ。旗揚げ公演である「なくなりはしないで」にて、第14回盛岡市民演劇賞創作戯曲部門を受賞。同12月には初の県外公演となる仙台での公演も成功させる。その後、年に3~4本のペースで作・演出を手掛ける。近年の主な上演作品として、Cyg art galleary プロデュース「雲は透ける、ペーパーナプキンにあこがれて」、演劇ユニットせのび「月の流した涙、やがて君へ、海へ、たどり着く」など。 Twitter @AOBA_WORKS 村田青葉の創作情報および「ツーカー」最新情報を発信中 |
山手清加 出演 | ![]() 1989年盛岡市出身。3歳でダンスをはじめ、獣医師免許取得後に南仏トゥールーズの国立振付開発センターで2年間コンテンポラリーダンスの研修を受ける。Cyg art galleryにて過去2回ソロダンス公演を行い、近年は盛岡でJuggling Dance Studio tasseを運営する傍ら演劇作品の振付や身体指導にも携わる。 |
室岡夏実 出演 | ![]() 1994年北上市出身。3歳でダンスをはじめ、7歳まで柴内啓子現代舞踊研究所、14歳までダンスバレエリセ豊島舞踊研究所にてレッスンを受ける。2019年 演劇ユニットせのび第6回公演「月の流した涙、やがて君へ、海へ、たどり着く」にて初舞台を踏む。 |
早川佳希 出演 | ![]() 1994年滝沢市出身。2015年のある日から、詩のようなものを時折書くようになる。2017年から「自由」の活動を開始。冊子の編集・発行等をしている。2018年に「それだけ」という本を自費出版。 |
スタッフ | 舞台美術/工藤雅弘(Fantasista?ish.) ビジュアル撮影/吉田健太郎 デザイン/homesickdesign 創作協力/山村佑理(Juggling Dance Studio tasse)、演劇ユニットせのび |
- お客様へのお願い
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- 体調に変化を感じられている方はご来場をお控えいただくようお願いいたします。
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手指消毒液の設置、全スタッフのマスク着用 、店内の定期的な換気・消毒、入場制限(会場内の人数が一定数を超える場合)