Cyg art gallery | 東北の作家に焦点を当てた企画展ギャラリー

東北の作家に焦点を当てた企画ギャラリー&ショップ

境界をまたぐとき

境界をまたぐとき

2026.1.17ー2026.3.1

概要


岩手県は本州一の約117万haの森林面積を有する自然豊かな土地です。県庁所在地の盛岡市の中心地にも北上川や中津川、雫石川がとうとうと流れ、北上山系や奥羽山系に連なる岩手山などの雄大な山々を眺めることができ、山登りやトレッキングを趣味にする方も多い、人と自然の距離が近い土地です。しかしその近さゆえ、ツキノワグマが街中に出没したり、ニホンジカによる農業被害が深刻化したりと、人の領域と自然との境界は曖昧になりはじめています。その負の面は徐々に存在感を増し、ついに都市生活者である我々も決して無視できないレベルになってきました。
すぐ傍らに迫ってきていながらも、彼ら野生動物や山の世界を私たちが理解することは難しく、また正解もありません。そんな、近くにあるのにものすごく遠い世界と我々をつなぐその境界とは、はっきりと線で表せるものではない、あわいを持った緩衝地帯です。
Cyg art galleryは、アートや場の力は社会をより良い方向へ変える力があると信じて、盛岡の中心地にあるこの場から現状を見つめ、みんなで考えていくきっかけを作っていきたいと思っています。

主催者コメント


この街で様々な形で自然と関わる人物を集め、同じ場所でそれぞれの価値観や世界の捉え方を発信してもらうことで、そこから生まれる輪郭や余韻を通して、自然と人、野生動物と街の関わり方を考えるきっかけとして本展を企画しました。
目をそらすことができなくなってきた問題に、どうやって折り合いをつけるのか。今私たちは、人間として考えるべき重要な岐路に立たされています。そのためには、一見矛盾しているのですが、一人ではどうしようもないからこそ、少しでも多くの人に現状を正しく理解し、自分なりに解釈をして、様々な側面からそれぞれの熱量で関わってもらうことが大事なのではないかと考えています。皆様もそれぞれの立場や考え方を大切にしながら対話をし、理解を深めて頂けたら幸いです。

homesickdesign シニアマネージャー/フォトグラファー/ディレクター 知念侑希

境界をまたぐとき

会場

Cyg art gallery
(〒020-0024 岩手県盛岡市菜園1-8-15 パルクアベニュー・カワトク cube-Ⅱ B1F)

日時

2026年1月17日(土)−3月1日(日)
11:00-17:00

●水曜・木曜 定休
●1月20日(火)休業

※そのほか営業時間・休業日の最新情報は
Cyg art gallery ウェブサイト・SNSにてご確認ください。

2月20日(金)に「座談会『山と生きる』」を開催します。詳細はこちらのページの最後をご確認ください。

入場

無料

出品作家

菊池咲 KIKUCHI Saki
岩手県生まれ。東北芸術工科大学大学院日本画領域修了。画面の中で動物たちが「生きていること」を大切に、感情や思考は排除し「ただそこにいること」を目指して制作を続ける。

菊池聡太朗 KIKUCHI Sotaro
岩手県生まれ。東北大学大学院工学研究科都市・建築学専攻修了。場所の痕跡や身体的な経験、土地と人間のつながりについての作品を発表している。デザインチーム「建築ダウナーズ」のメンバーとしても活動。

さとうひより SATO Hiyori
岩手県生まれ。日々移ろう自身の機微を、草木や生き物、風景などから着想を得て、スケッチ・作字・コラージュ・漫画・料理などさまざまな手法で表現する。

知念侑希 CHINEN Yuki
東京都出身、合同会社ホームシックデザイン所属。ライスワークとライフワークを行き来して写真を撮りながら活動する。第一種銃猟免許、わな猟免許を所持する狩猟者でもある。

永沢碧衣 NAGASAWA Aoi
秋田県生まれ。秋田公立美術大学アーツ&ルーツ専攻卒業。近年は主に東北の狩猟·マタギ文化に関わり、自ら狩猟者としての経験を重ねていくことで出会った、同じ大地で暮らしを共にする異者との関係性を記録・表現した絵画作品を制作。

深山けもの MIYAMA Kemono 
盛岡猟友会の一員として害獣対策を行いながら、「けもの舎」として岩手県内の鹿の骨と角を使った細工作りを行う。山と関わりながら、自然と人との暮らしの調和を模索している。

関連イベント

①座談会「山と生きる」

展覧会の会期中には、出品作家の一人で猟師でもある深山けものさんと、同じく猟師であり舞川鹿子躍の舞手でもある京屋染物店「縁日」のクリエイティブディレクター蜂谷淳平さんによるトークイベント。猟師であると同時に、作家、クリエイティブディレクターという顔を持つお二人は、狩猟を通して、社会と、そして山の恵みや命についてどのように向き合っているのでしょうか。ファシリテーターには、ソトアソビを愛し、狩猟免許も取得したフリーパーソナリティの柳咲恵さんをお迎えします。

日時
2026年2月20日(金)18:00〜19:30

会場
盛岡という星でBASE STATION イベントスペース

応募方法
下記Googleフォームにて事前申込

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSd8NNapn6df4qNhRNxnpMEwJL3EfF9rGNoM1O8Fqta8Naiedg/viewform?usp=dialog

応募締め切りは2026年2月6日(金)

参加費 無料

定員 30名

出演
蜂谷淳平(京屋染物店縁日クリエイティブディレクター/猟師)

深山けもの(アクセサリー作家/猟師) 

司会
柳咲恵(フリーパーソナリティー)



②準備中



お問い合わせ先
Cyg art gallery シグアートギャラリー
営業時間 11:00〜17:00
休業日 水曜・木曜
岩手県盛岡市菜園1丁目8−15パルクアベニュー・カワトクcube-Ⅱ B1F
019-613-7730

感染症への対策対応について
お客様へのお願い
  1. 体調に変化を感じられている方はご来場をお控えいただくようお願いいたします。
  2. ご来場の際は、マスクの着用・手指の消毒または手洗いのご協力をお願いいたします。
  3. お客様同士の間隔が1m以上となるよう、距離を保ってご鑑賞いただくようお願いいたします。
ギャラリー内における感染予防対策

手指消毒液の設置、全スタッフのマスク着用 、店内の定期的な換気・消毒、入場制限(会場内の人数が一定数を超える場合)