描く題材は、曖昧な古い記憶のような、または、何かのたとえ話の一場面のような。
頭の片隅に感じる「雰囲気」のようなものを描ければと思っております。
また、テンペラの絵具である顔料の粉っぽさや下地のしっとりとした感触。油彩の鮮やかさと艶。
そんな質感も大切に考えながら描いています。